美容医療で赤ら顔の改善
赤ら顔には、頬や小鼻の周りを中心に出る赤みや、顔全体が火照ったような状態、毛穴に赤みが出て目立つ場合など、様々な症状があります。
毛細血管が拡張し表皮に透けて見えることで赤みが現れたり、皮膚の炎症によるものなど、それぞれ原因は異なります。
誤ったケアを続けてしまうと悪化させてしまう恐れもあるため、赤ら顔は医療機関での治療が効果的です。
症例写真
赤ら顔の治療一覧
赤ら顔の基礎知識
- 赤ら顔とは?
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赤ら顔とは、頬に細い血管が見えるなどして顔が赤みを帯びている状態が続く症状を指します。
原因は様々で、表皮の毛細血管が拡張している場合や、乾燥によりバリア機能が低下したお肌が炎症を起こして現れる場合、ニキビなどの炎症により肌そものもが赤くなる場合などがあります。 - 赤ら顔の原因とは?
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細い血管が見えるなどして顔が赤みを帯びている状態を赤ら顔といいます。顔全体が火照ったように熱を持つ人、頬など特定の部分を中心に赤みが出る人、毛穴が赤くなる人など、症状はさまざまです。赤ら顔になる原因も個人によって異なり、乾燥により保護機能が低下したことによる炎症、ニキビやニキビ跡のダメージが赤みとして出ているケース、毛細血管の拡張などが一因として挙げられます。
- 赤ら顔の治療法4種類
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化粧品によるスキンケアではなかなか改善できない赤ら顔。当院では4つの治療法をご用意しています。各治療法の特徴について説明していきます。
光治療で赤みを改善する「フォトシルクプラス」
レーザーとは異なる複数の波長を照射することにより赤みの吸収分解を促進させることで、赤ら顔の改善効果効果が期待できます。赤ら顔の他に、シミ・くすみ・そばかす、ニキビ跡や毛穴の開きなどにも作用するため、トータルで美白ケアしたい方に適したメニューです。
皮膚を再生させる「フラクショナルCO2レーザー」
フラクショナルCO2レーザーとは、肌にレーザーを照射し微細な穴を開け、新しい皮膚の再生を促す治療法です。古い皮膚から新しい皮膚を再生させることで、赤ら顔やニキビ跡などの悩みを改善します。また、皮膚再生時にはコラーゲンの生成も起こるため、肌の弾力アップやたるみ改善といった効果も期待できます。
この治療法にはスタンダードとプレミアムの2種類あり、スタンダードにはディーピュアスキンSSC フェイスマスクシート、プレミアムには幹細胞培養上清液がセットになっています。1回の治療時間は約20分で、表面麻酔を用いて治療します。副作用としては、治療後の赤み、熱感、ヒリヒリ感などを感じることがありますが、ほとんどの場合1日で軽快します。効果には個人差がありますが、複数回の治療を推奨しています。毛細血管の拡張を改善する「LP-YAGレーザー」
LP-YAGレーザーとは、ヘモグロビンへの吸収率が高いロングパルスヤグレーザーを照射することで、毛細血管の拡張を改善する治療法です。皮膚表面の赤い毛細血管を、ロングパルスヤグレーザーによる熱で壊して赤みを改善します。この治療法には、周囲の正常組織へのダメージを最小限に抑えることができるという特徴があります。
治療時間は、照射数や範囲により異なりますが約5~30分で、局所麻酔またはアイス冷却を用いて治療します。副作用としては、治療後1~2ヵ月位の時期にかさぶたや色素沈着で茶色になることがありますが、徐々になじんでいき、3~6ヶ月で目立たなくなります。痛みが少ない「ジェネシス」
ジェネシスとは、レーザーピーリング効果により肌表面に溜まった古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進し肌機能を正常化させる治療法です。赤ら顔の他に、開いた毛穴やくすみ、小ジワ、ニキビ跡などにも効果的です。ダウンタイムがないので治療直後でもメイクができます。
治療時間は約5~10分で、痛みや腫れはほとんどないので、痛みが不安な方でもリラックスして治療が受けられるでしょう。 - 赤ら顔の改善法とは?
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赤ら顔を改善するためには、保湿を意識したお手入れが重要です。赤ら顔にはさまざまな原因がありますが、皮脂の過剰分泌や乾燥が原因で赤くなっている場合は、お肌の状態を整えることで赤ら顔が目立ちにくくなる場合もあります。ただし、毛細血管が拡張することにより赤ら顔になる人は、体質によるところも大きく、緊張する場面や飲酒したタイミングなどで症状が強く出る傾向があります。
- 施術のこだわり
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赤ら顔にも体質による赤ら顔や外的要因による赤ら顔など種類があります。赤ら顔を治そうと誤ったセルフケアを続けると、逆に悪化させてしまうこともあるので、正しい原因を知り、適した施術をすることが重要です。
当院ではお肌の状態に合わせて最適な治療法をご提案いたします。お悩みの方は一度ご相談ください。 - 代表的な赤ら顔の種類
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毛細血管拡張による赤ら顔
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毛細血管が拡張して、皮膚表面から血管が赤く浮き上がって持続して赤く見える症状を「毛細血管拡張症」といいます。
特に頬や鼻には毛細血管がたくさん通っているので赤みが出やすく、寒い持期に悪化しやすいのが特徴です。炎症による赤ら顔
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ニキビや乾燥、皮膚炎など外部刺激による炎症や刺激により赤ら顔になります。炎症を伴うニキビを繰り返し炎症が慢性化すると、毛細血管が新生し、ニキビが治った後も赤みが残る場合があります。
Q&A(ドクターコメント)
- Q 赤ら顔は1回の治療で改善されますか?
- A
- Q 赤ら顔で悩んでいます。どんな治療がありますか?
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A
フォトシルクプラスにて緩和できる可能性があります。
赤ら顔でお悩みという場合、ご状態や原因によってご案内する方法は異なりますが、フォトシルクプラスやレーザー治療などで緩和できる可能性があります。
繰り返し治療を受けていただくことでより効果を実感できます。
個人差があるので、1回の治療で改善する場合もありますが、繰り返し治療を受けていただくことでより効果を実感できます。
品川スキンクリニック 立川院院長 藤村 淳
品川スキンクリニック 立川院
院長 藤村 淳