








フェイスラインがぼやけてきた、何となく肌がゆるんでハリがなくなってきた、肌色がくすんで見える、顔が疲れているように見えるなど「肌のたるみ」は加齢や老化の印象を与えてしまいます。
品川スキンクリニックの美容皮膚科専門ドクターが「たるみ」の改善方法をご紹介します。
若返り、エイジングケアに最も重要なポイントである「たるみ改善」。「たるみ」のメカニズムを知って、たるみにくいお肌づくりとエイジレスな女性を目指しましょう。
たるみとは、お肌が皮膚の重みに耐えきれず、フェイスライン・お顔の表面全体が下方に垂れてしまう状態のことを指します。
お肌は年齢を重ねるとともに、肌内部の水分量や筋肉量が低下し、あらゆる部分にたるみが現れます。
口角が下がることによって現れる「マリオネットライン」、頭皮やまぶたの状態にも影響を受ける「おでこのたるみ」、パソコンやスマホなどで目を酷使している方も注意が必要な「目の下のたるみ」、ストレスによる食いしばりが原因になることもある「アゴのたるみ」などが挙げられます。たるみの進行は非常に個人差が大きく、日々の予防やケアによって進行を緩やかにすることが可能です。
肌は表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。その中でたるみに大きく関わってくるのが真皮層です。
①ハリの低下(コラーゲンの衰え・減少)
②筋力の低下
③むくみと脂肪の増加
上記は真皮層にダメージや悪影響を与える3大要因とされています。
真皮層は表皮を支えるコラーゲンや皮膚の弾力を保つエラスチンなどで形成されていますが、これらの力が低下することで表皮の重みに耐えきれなくなり、たるみが生じてしまいます。コラーゲンやエラスチンは年齢とともに減少する上、紫外線などによって破壊される性質をもっているため、普段からしっかりケアしておくことがたるみの予防につながります。
加齢などによって身体の筋肉が衰えてしまうように、顔の表情筋も使わないままだと徐々に衰えてしまい、たるみを生む原因となってしまいます。表情筋をきたえると、皮膚や脂肪を支える力となるだけでなく、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞にも働きかけるので、肌の弾力アップも期待できます。
たるみは、むくみや脂肪の増加によってもおこります。たとえば、血流やリンパの流れが滞ってしまうとむくみが生じますが、むくみは真皮層の組織の機能低下を招くため、たるみを助長させる原因となってしまうのです。
むくみや脂肪の増加を防ぐためにも、塩分の摂りすぎや暴飲暴食は控えるようにしましょう。合わせて、運動や顔の体操をして、老廃物が排出されやすく太りにくい体に近づけることも大切です。
当院のアンケートによると、肌の老化現象でもっとも悩んでいる方が多いのが「たるみ」という結果でした。
たるみの対処はセルフケアはもちろん、エステでもなかなか満足のいく結果が得られないことが多く、それが原因のひとつかもしれません。
「たるみが気になるけれど、諦めている」という方は、この機会に美容医療に基づいたアプローチで、たるみ改善を目指してみてはいかがでしょう。
「顔や目もとのたるみが年々気になってきた」「たるみの治療に興味があるけど不安」など、たるみの治療に関してお悩みの方に、品川スキンクリニックのお肌のお悩み相談室。
患者様から寄せられたよくあるお悩みに品川スキンクリニックがお答えします。
たるみの改善には様々な方法があります。
簡単なホームケア・セルフケアに始まり、食事やサプリメント、エステ、漢方、マッサージや美容針、美容レーザー治療や糸によるリフト、本格的な美容外科手術など、挙げればきりがありません。
ただ、たるみは一度できてしまうとセルフケアで改善することは非常に難しいです。生活習慣の見直しや紫外線対策などの“予防”はご自身で行い、すでに症状としてあらわれているたるみは美容医療に賢く頼ることをおすすめします。
たるみを引きおこす原因の一つに「紫外線」があげられます。紫外線は皮膚の奥まで達し、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンを産生する線維芽細胞を傷つけてしまいます。また、紫外線によって発生した活性酸素はコラーゲン繊維を硬くする原因です。それにより、皮膚の弾力やハリは失われてしまいます。
紫外線にも種類があり、それぞれの時期や性質の違いを理解したうえで、その時々でお肌に最善の対策を取ることが大切です。シワやたるみなどに影響するといわれているUV-Aは、季節による変動が少なく常に降り注いでいます。冬場でも忘れずに日焼け止めを塗り、夏同様の対策を行うことが大切です。
お肌の弾力・ハリは、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの繊維が張っていて、水分が十分にあることで保たれています。しかし、これらの成分が加齢や乾燥によって減少すると、顔のたるみにつながってしまうのです。
また皮膚がたるむことで、毛穴の開きが目立つようになります。これが「老化によるハリ不足で起こる毛穴の目立ち」で「たるみ毛穴」と呼ばれるものです。乾燥対策の基本は「皮膚を乾燥させないこと」。乾燥させないためには、皮膚が必要とする「水分」「水溶性のうるおい成分」「油溶性のうるおい成分」をスキンケア化粧品でしっかりと補うことが大切です。
「スマホたるみ」や「スマホ顔」という言葉を聞いたことはありますか?近年、スマホを長時間利用している人の顔や顎が急激にたるんでしまうという現象が起きています。顔の下半分は重力によって皮膚が下がりやすいという特徴があります。猫背は顔が下向きになるので、より皮膚が下に引っ張られて口角が下がりやすくなります。同様に、下を向いてスマホやタブレットを見る姿勢も口角が下がる原因になるため注意が必要です。
皮膚が下がることで、鼻の下や頬、あごにたるみが生じたり、ほうれい線やマリオネットラインが刻まれたりと、老けた印象を与えてしまいます。猫背になったり、うつむいたりしないよう、日ごろから正しい姿勢を意識することが大切です。
食事は健康と密接な関係がありますが、顔のたるみも例外ではありません。運動不足と食べ過ぎによって皮下脂肪が増えすぎるとたるみが出やすくなります。余分な皮下脂肪を取るためには日頃の生活を見直すことが第一。生活習慣に心当たりがある方はその点を改善するだけでも効果が期待できます。また、無理なダイエットは代謝を悪くするため、余計にたるみが目立ってしまうこともあります。無理のない目標を設定して、食生活を見直して運動を習慣づけるなど、正しい方法でダイエット習慣を身につけることが大切です。
表情が豊かに動く人は、顔がたるみにくいと言われます。
長時間パソコンの画面を見ていたり、スマホを操作したりして、無意識のうちに無表情になっていませんか?
表情筋をきたえると、皮膚や脂肪を支える力となるだけでなく、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞にも働きかけるので、肌の弾力アップも期待できます。適度なマッサージなどで筋肉をほぐし、刺激を与えましょう。また、顔とひとつながりの頭皮をもみほぐすのも効果的。頭皮のたるみや血行不良をケアすることで、顔のリフトアップにつながります。
たるみでお悩みの方は数多くいらっしゃいますが、実際にどんな施術を受ければいいかわからない方が多いのではないでしょうか。
当院では、施術前に必ず無料カウンセリングを行い、お悩みを解決するための治療内容をドクターがご提案いたします。ご来院前に施術メニューを確定させる必要はございません。また、ご納得いただいたうえで治療を行うため、無理な勧誘は行いませんのでご安心ください。
※個人差があります。
あなたのお悩みは“たるみ”だけじゃない? 老け顔の理由は他にもあるかも?
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