レーザーによるあざの改善

あざの治療は美容皮膚科でもおこなっております。

セルフケアでのあざの改善は難しく、お化粧でカバーするのも難しいため当院でも多くの患者様にご相談いただいております。

また、あざの種類によっては自然消退しないものもあるため、あざでお悩みの方は一度医療機関を受診することをおすすめいたします。

あざの主な治療例

Qスイッチヤグレーザー

レーザーによるメラニン色素除去、シミ・そばかす・あざの治療。
【リスク・副作用】痛み/内出血:赤みが数日間位。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度。
【治療間隔】3週間以上空けて数回。
(Tel:0120-575-900)

あざの治療

Qスイッチヤグレーザー

  • 茶あざ
  • 青あざ
  • 黒あざ
  • レーザー
Qスイッチヤグレーザー【画像】
正常な皮膚をほとんど傷つけることなく、シミやあざを除去します。
あざ
要相談

LP-YAGレーザー

  • 赤あざ
  • 院限定
  • レーザー
LP-YAGレーザー【画像】
ヘモグロビン(赤い色素)への高い吸収率で、血管腫や毛細血管拡張症を改善する治療です。
あざ
要相談

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代表的なあざの種類

茶あざ

茶あざ【画像】

茶あざは正式名称を扁平母斑といい、日焼けした肌のような茶色のあざです。カフェオレのような色のあざであることからカフェオレ斑と呼ばれることもあります。あざ部分の質感は正常肌と変わりませんが、紫外線の当たりかたで濃淡に変化が出るのが特徴です。またサイズは1cmほどの小さなものから肩全体に広がる大きなものまであるでしょう。茶あざができる原因としては皮膚メラノサイトの機能異常が考えられ、多くは生まれつきのものですが、日焼けやケガがきっかけとなり発症することもあります。

茶あざの治療はあざの色を取り除くために、レーザー治療のほかに皮膚を液体窒素などで凍らせる方法や皮膚表面を削る方法などが挙げられます。レーザー治療の場合は、一度の照射で色が取れたあと、そのままのきれいな状態を維持するケースや一旦色が取れたもののしばらくすると薄い色に戻ってしまうケースなど、人によって得られる反応が異なります。後者の場合は、放置しておくとさらに色が濃くなって元通りになる可能性が高いため、薄い色を維持したい場合は継続して治療を受けることが必要です。

青あざ

青あざ【画像】

青あざは正式名称を真皮メラノサイトーシスといい、代表的な青あざの種類として太田母斑や蒙古斑が挙げられるように、あざが生じる部位や色味で付けられる名前が異なる点が特徴です。太田母斑は額や目の周りに出現しやすい青あざで、灰青色や黒色などあざの深さで色が変わります。また蒙古斑は新生児の腰やお尻に出現する青あざで、通常は10歳までには薄くなりますが、色が濃い場合や広範囲にわたるあざの場合は自然に消えないこともあり、そのような際は治療を受けるケースが多いです。

なお、蒙古斑の中でも臀部・腰以外に生じたものは異所性蒙古斑と呼ばれ、身体の前側に出現したものは自然には消えにくいといわれています。青あざの治療は、レーザーを用いて真皮内のメラノサイトを破壊する方法が一般的です。治療回数が多くなればなるほど色が薄く、また、大きさも小さくなる傾向があるでしょう。

黒あざ

黒あざ【画像】

黒あざは正式名称を母斑細胞母斑といい、母斑細胞というメラノサイトの異常細胞が真皮内に集まってできた母斑を指しています。見た目は黒色~黒褐色で表面に硬い毛が生えているものや隆起しているものなど、さまざまです。なお母斑細胞母斑は黒子・通常型・巨大型の3つに分類することができ、黒子はいわゆるホクロのことで多くは3歳ごろから発生し、徐々に増えていくのが特徴です。通常型は一般的にみられる黒あざのことで、巨大型は手足をはじめ、身体の広範囲にみられ、両者は生まれたときから存在しているケースが多いでしょう。

これら3つのうち、通常型と巨大型が黒あざと呼ばれています。黒あざの治療は、大きく分けて「切除」と「レーザー」があり、切除には黒あざの部分を取り除いて皮膚を縫い合わせる外科的な方法をはじめ、皮膚伸展術、植皮術といった方法が挙げられます。皮膚伸展術は黒あざになっている皮膚をシリコンバッグを用いて伸ばす方法です。皮膚を伸ばすことで皮膚がよらないような大きな黒あざも縫い合わせられます。植皮術は黒あざを取り除いた部分に、太ももやお尻の皮膚を切除して植える方法です。

レーザーは母斑細胞を根元から取り除くことを目的におこなわれ、均一の深さまであざを削ったり、表面だけでなく深い部分に残っているあざの成分を壊したりするために使われています。使用されるレーザーにはさまざまな種類がありますが、治療の際は効率的に母斑細胞を壊すためにも複数のレーザーが用いられる場合が多いです。

赤あざ

赤あざ【画像】

赤あざは正式名称を血管腫といい、血管腫には動脈性蔓状血管腫や血管芽細胞腫をはじめ、さまざまな種類があります。代表的な赤あざとしては平らな単純性血管腫とイチゴ状血管腫が挙げられるでしょう。前者は生まれつき存在するもので、後者は生後間もなくに出現し、1歳ごろまでに大きくなる点が特徴です。なお、前者は自然に消失することはなく、思春期以降に大きくなったり、色が濃くなったりすることがあります。後者は徐々に症状がおさまる傾向があるものの、おさまったあともたるみやシワなどの名残が目立ちやすくなるため、気になる場合は早めに治療するとよいでしょう。

赤あざの治療は、主にレーザーを用いておこなわれます。なお、前述の通り、イチゴ状血管腫は自然治癒する場合が多いため、原則として治療はおこなわれません。レーザーを用いる方法では、1度の治療であざが消失することもある一方、なかなか消失しないケースもあり、治療経過は症状によってさまざまです。しかし、なかなか消失しない場合でも、治療を継続することであざの範囲が小さくなったり、薄くなったりする可能性が期待されるでしょう。

あざの基礎知識

あざの基礎知識【画像】

あざにはいくつか種類があり、打ち身によってできたアザは自然に消えることがほとんどですが、メラニン色素や毛細血管の異常によってできたあざが自然消退することは、ほとんどありません。
当院では、あざの原因であるメラニン色素やヘモグロビンに反応するレーザー機器を取り揃えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

あざとは?

あざとは、皮膚の一部が周囲の色や状態とは異なる症状のことです。ぶつけた跡のように時期がくれば消失するあざもあれば、生まれつきあるあざや生後間もない時にできるあざもあります。

あざの原因

あざができる原因は、生まれつきだけでなく転んだ際の打撲がきっかけになるなど、後天的に生じる場合もあります。また内出血以外で生じる青あざは母斑細胞やメラニン色素が皮膚の深部で増えることで生じるものです。茶あざは表皮上のメラニン色素が異常に増えることが原因で生じるなど、あざの種類によっても発生原因は異なります。

あざの症状

あざの症状は、皮膚の一部に色などの変化が生じることが多くあります。色や大きさは小さなものから広範囲にわたるものまで、あざの種類によってさまざまです。成長と共に消失するものもしないものもあり、後者については治療を要することもあるでしょう。多くの場合は痛みがなく、放置していても問題ありませんが、中には合併症を引き起こすものもあるほか、母斑とともに全身性の病変を認める母斑症である可能性もあるため注意が必要です。

あざの種類には
どのようなものがあるの?

あざの色あいは赤、青、茶、黒など複数あります。血液の中にある赤血球によって赤く見えるものは医学用語では血管腫と呼ばれており赤色です。代表的なものには、生まれつきある単純性血管腫と生後まもなくできて1歳頃まで大きくなり、その後は小さくなっていくイチゴ状血管腫などがあります。

また、日本人の赤ちゃんのお尻から背中にかけて見られる青あざは蒙古斑と呼ばれるものです。一般的に、真皮にはメラノサイトはないといわれていますが、日本人を始めとする黄色人種のお尻から背中にかけてはメラノサイトがあり、それが蒙古斑の原因とされています。蒙古斑は10歳前後で消失することが多いものの、大人になっても残るケースも少なくありません。稀に腕や足、胸、お腹などに見られる蒙古斑は、大人になっても消失しないケースがほとんどです。

その他、茶色のカフェオレ斑や扁平母斑、ベッカー母斑は表皮にあるメラニン色素が多いためにできるもので、年を重ねた人に見られるシミやソバカスなどとは区別されています。メラニンを作る母斑細胞という細胞からなる良性腫瘍は黒あざと呼ばれており、ほくろもこの範疇に入るものです。
黒色のものにはほくろの他に通常型、巨大型という種類があります。通常型は生まれたときからあるものが多く、巨大型は身体や手足など広範囲に見受けられます。

あざは取らなくては
いけないものなの?

ある程度の年齢になると消失するものや、目立たないところにある小さいものについては原則として取る必要はありません。
しかし、顔や首、腕など目立つところにあり、見た目が気になる場合は治療をしたほうが良いでしょう。

あざを取る治療には
どのようなものがあるの?

あざの治療法として一般的なのはレーザー治療です。
レーザー治療には複数の種類がありますが、よく使用されるのはQスイッチレーザーによる治療です。Qスイッチレーザー治療には「Qスイッチヤグレーザー」があります。

レーザー治療の場合は、レーザーを数回にわたって照射することにより、色が薄くなっていきます。Qスイッチレーザー治療は、色のある細胞だけを破壊する性質があるため、肌に傷がほとんんど残らないことがメリットです。
ただし、あざの症状によってはこれらの治療が適応とならない場合もありますのでご注意ください。

施術のこだわり

施術のこだわり【画像】

当院のあざ治療は、メラニン色素のみに反応するレーザー機器を使用するため、正常な皮膚を傷つけることなくあざの除去が可能です。
あざの種類によって使用する機器が異なりますので、医師によるカウンセリングで状態を確認させていただき、適切な治療方法をご提案させていただきます。

Q&A(ドクターコメント)

Q 広範囲のあざでも治療できますか?
A

まずはドクターによるカウンセリングを受診ください。

ドクターによるカウンセリングであざの状態を確認させていただいてから、治療が可能かどうか判断させていただきます。ご相談は何度でも無料ですのでお気軽にご来院ください。

Q 男性でもあざの治療をお願いできますか?
A

男性の方でもあざの治療をお受けいただけます。

当院は男性の方も多くご来院いただいておりますので、お気軽にカウンセリングへお越しください。

Q レーザー治療は痛みはありますか?
A

個人差がありますが、ゴムで弾かれたようなパチンとした瞬間的な痛みがあります。

痛みに弱い方は、表面麻酔またはアイス冷却で痛みを緩和するよう対応しています。ご不安な方はカウンセリング時に医師にご相談ください。